本日のお客様は ホンダ フリード

大きすぎず小さすぎず ファミリー層にはちょうどいい大きさのお車です(^u^)

普通車にしては珍しくリヤブレーキがドラムブレーキでしたので リヤカップの交換と

前側のブレーキパッドが残りが3㎜ほどしかなかったため、そちらの交換もいたしました。

まずはリヤカップ交換から

リアのブレーキになります。このブレーキにドラムカバーがはまっているんですがドラムカバーをばらした状態ですね、

リアシューの残りは十分ありました。リーディング側(前方)、トレーディング側(後方)ともに4·5㎜ほどです。リアシューの新品が5㎜ですので残量は十分です。

ブレーキがキーって鳴ってる車みたことありませんか?そのブレーキなきの原因は大半はブレーキシューの角が当たって鳴るんです。

(黒板を爪の尖った部分で引っ掻くと嫌な音がしますが、爪を切ってから引っ掻いても音はならないのとおなじです。) なので粗めのペーパーやすりで角をとってあげます。

そして、リヤカップ という部品をばらしていきます。

大半のお客様は知らない部品なのですがこの小さなゴムの部品がリヤカップとなります。

ブレーキを踏んだ際にピストンがシリンダーを油圧によって押し広げてブレーキをきかせるんですが、直接ブレーキオイルに接する部品がこの部品です。

この部品が擦りきれていくとブレーキオイルとの密着が保てなくなりますのでブレーキが効かなくなる とても大事な部品ですね

当社ではドラムブレーキを使っているお車はこの部品とブレーキオイルは絶対に交換となります。

つぎにフロントブレーキパッドですね

厚さが約三ミリほどですね、新品は10㎜となります。新品と並べてみるとよくわかります。

命に関わる部品になりますので車検の際に交換できてよかったです。

交換したあとの写真です。ピンクのグリスは新品のブレーキパッドの初期なじみをよくしてブレーキ鳴きをおさえます。

エア抜き(ブレーキオイル交換)をしていきます。リヤカップをばらしたのでそのままではエアがかんでしまい、ブレーキが効きにくくなります。それを防ぐためエア抜きを行います。

交換する前のブレーキオイルです。下が交換後です。交換前は劣化して黄色くなっているのがわかります。交換後は透明ですね。

タイヤを組みます。

エアー圧の調整をして、タイヤワックスを塗ります。艶が出て見栄えもよくなりますが、それ以上に太陽からの紫外線を弱め亀裂を防ぎタイヤの寿命を高めます。

最後にエンジンルーム。ほこりをクリーナーで綺麗にして、ウォッシャー液を満タンに。

エンジンオイル 量、色ともにバッチリ綺麗ですね、オーナーさんがちゃんと管理されているのがわかります。ベルトの張りも良好。亀裂なしですね。

以上。一通りの車検の作業は完了です。

撮れていない部分もありましたが、大体の重要な所はお見せできたかとおもわれます。

ご入庫ありがとうございました!点検&車検は当社まで\(^o^)/