本日のお客様は 島では珍しい外車のお客様(^_^)
フォルクスワーゲン ビートルです\(^o^)/
2日ほど前にバッテリーをタイヤ屋さんで交換して何事もなかったが、朝エンジンをかけようとしたら一度はかかるもののすぐにストンとエンジンがかからなくなる とのトラブル
正直 整備士は外車の修理は嫌がります(;´Д⊂)
なぜなら全ての部品が高い&部品が届くのが遅い、。それに加え、整備要領書がほぼ無いに等しい(英語)、工具の規格が違うため(インチ)工具があわない、診断機が使える項目が少ない、などなど。
大体の整備工場はいやがります。
今回のトラブルは、ほぼバッテリーを変えた際にサージ電流を発生させたことによる電装関係のトラブルになりますので、うちではなくバッテリーを交換したタイヤ屋やさんに持ってってくれ! といいたいところでしたが、どうしてもうちでみてほしい、とのことでしたので引き受けました。((涙))
さて車を積載し、工場へもってきて診断機にて診断開始です。
すると エンジンスピードセンサー異常と、エンジンECUロック との異常コードを検知しました。
エンジンスピードセンサーとはフォルクスワーゲンでの呼び方。日本では通称クランク角センサーとよばれています。
ECUロックとはすなわちイモビライザー制御のためエンジンをかからなくしているとのこと。
一番のイグニッションコイルを引き抜き、プラグをつけてボディアースにて火花が飛ぶか点検してみたところ、一番はじめのクランキングでは火花は飛ぶものの、二回目以降はセルは回しているのに火花は飛んでいませんでした。
すなわちイモビライザーの作動にて火花を飛ばさないようにしているのだと判断しました。
クランク角センサー不良に関しては部品を注文してみて交換。なんとクランク角センサーだけで純正は38500円!社外品は約半分の値段でした。(やっぱり外車は高い↓涙)
クランク角センサーを交換していきます。オイルエレメントの付け根にあるらしいとの噂でしたが、めちゃくちゃ狭い!
一見全然わかりませんが、エレメントとホースの間にちょっぴり頭が見えています、苦労しながらカプラーをはずし、。
手前が古い方、奥が新品です。オイル漏れにてセンサーが汚れています。これの仕業かな?うーん。
センサー交換し、いろいろありましたがなんとか整備完了!無事にエンジンもかかるようになりました!よかったー(;´Д⊂)
修理のご依頼は当社まで\(^o^)/